胸いっぱいのLOVE（つかこ）幼なじみの甘酸っぱい一線越え、これは「読まなきゃ損」

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エロ漫画界で高い人気を誇る作家・つかこが手がける最新作『胸いっぱいのLOVE』は、ただのいちゃラブでは終わらない、幼なじみの長年の関係が恋愛に変わる“尊さとエロス”が融合した一作です。

少女漫画的な心理描写と、成年向け作品としての見せ場がしっかり両立しているので、「抜き目的じゃなくても読みたくなる」そんなバランスの良さが光ります。

現在FANZAブックスで配信中。短編ながら満足度が異常に高いと読者からの評価も上々。
この記事では『胸いっぱいのLOVE』のストーリー・キャラ・演出・描写の魅力を徹底解剖していきます。

作品概要：純情だけどエロい、青春の臨界点

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物語の主軸は、幼なじみの春日ももと杏輔の二人。

二人は幼稚園からの付き合い。ももはずっと杏輔に恋をしているが、彼はひたすら鈍感。そのせいで、せっかくのアプローチがいつもスルーされ、もどかしい日々が続いている。

物語はクリスマスやバレンタインなど、”イベントごと”を通じて彼女が彼の心を射止めようと奮闘するシーンからスタートする。

ただ、今回はいつもと違う。

「もう子どもの頃とは違うんだ」と、ももが新たな一手を繰り出すことで物語が一気に進展していく。

この“踏み込み”が、単なる青春モノではなく、感情の衝突と欲望の交差が絡むラブストーリーに昇華していくのがポイントだ。

主人公の春日ももは、ただ好きなだけじゃなく、恋に対して本気で「勝ちに行こう」とするタイプ。

今まで通りの優しい笑顔ではなく、ちょっと大胆で、時には計算もする。だけどそれは全て、杏輔に本気だからこそ。
彼の気持ちを揺さぶるために、時にギリギリの手段にも出ようとする。

この描写が妙にリアルで、読者に「ここまでやる子、普通にいるよな…」と思わせる説得力がある。

そして、彼女の揺れる感情が表情の細やかな変化でしっかり描かれているのも高評価ポイント。
恋する乙女のもどかしさ、ちょっとした焦り、突き動かされるような衝動。それらが絵として的確に表現されているからこそ、読み手は自然とももの気持ちに引き込まれる。

杏輔は最初、典型的な“気づかない系男子”として登場する。もものアピールも無反応、空気すら読まない。
でも、物語の終盤に差し掛かると――彼が抱えていた本心が、意外なかたちで明かされる。

「気づいてたのかよ！」と思わずツッコみたくなる展開は、この作品最大のカタルシスと言ってもいい。

読者はここで初めて、「ああ、この物語は“両片想い”だったんだ」と気づく。
このすれ違いの切なさと、気持ちが通じ合う瞬間の甘さは、エロ漫画の枠を超えた感情体験として刺さる。

セクシーシーンについても、一言でまとめられないほど見所が多い。

・肌の質感、動きのライン、光の当て方がとにかく綺麗
・キャラの気持ちが行動に直結しているから、“見せ場”に説得力がある
・構図に変化があり、見ていて全く飽きがこない

つかこ作品の持ち味である「気持ちが乗ったエロ」が、今作ではさらに洗練されている。
エロさを前面に出しつつも、キャラがその行為を通じて本音を伝え合う――その描き方がとにかく丁寧。

「ただのエロじゃなく、ちゃんと恋してるエロ」が好きな人にはドンピシャな内容だ。

FANZAブックスでは、本作『胸いっぱいのLOVE』をお得に、かつ安心して購入可能。

評価項目	星数	コメント
キャラクター魅力	★★★★★	ももが本当にリアル。恋する女の子の感情がここまで見える作品は貴重。
ストーリー展開	★★★★☆	24ページでこれだけ起伏を入れられるのは見事。短編とは思えない構成力。
エロさ	★★★★☆	過激になりすぎず、むしろ“感情で興奮する”タイプの描き方が秀逸。
絵の美しさ（作画）	★★★★★	表情、身体、構図、全てのバランスが整っていて完成度が高い。
コスパ（満足度）	★★★★☆	価格以上の読後感。もう少し長く読みたかったと思わせる＝良作の証。